世界同時不況でマグロの価格値下がり

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世界同時不況でマグロの価格値下がり

ニュースカテゴリ:学び 2009/06/08

消費不況を背景に、マグロの価格が値下がりしている。昨年前半は燃料代の高騰を受けた漁船の休漁などで値上がりしたが、昨年秋以降は世界的な景気悪化で反落。国内でも消費者のマグロ離れが顕著になっている。ただ、中長期的にはマグロ資源保護のための漁獲規制強化などで供給減が予想され、景気動向次第では再び高騰に転じる可能性も指摘されている。(毎日新聞090607


◇ロシア、中国、欧州の魚食ブームというマグロの食文化がグローバル化して、マグロを投機的商品として商社が争奪戦を起こしたことや結局化石燃料奪取行動(戦争にまで発展している)が、漁船の燃料を上げたこと、「大西洋マグロ類保存国際委員会(ICCAT)」が東大西洋と地中海で09~11年のクロマグロ漁獲枠を2割削減するという情報などが、一時的にマグロの価格を押し上げたのでしょうが、世界同時不況の影響を受けてはじけてしまったのでしょう。

◇投機的商品ですから、買い占めているところは、世界同時不況に不安を感じ、市場に在庫処理のように売りに出しますが、当然価格は下がります。

◇燃料が上がれば、やがて休漁になります。休漁が続けば、マグロ漁船にのる働き手がどんどん去ります。遠洋マグロ漁業のノウハウや体力、そして忍耐力は想像を絶するものだと聞き及びます。休漁が解けても、働き手が戻ってくるかどうかわかりません。

◇価格が下がるとか上がるとか言うよりも、健全なマグロ市場の持続可能性そのものが危機に直面しているということでしょう。

◇生態系の問題、産業のイノベーションの問題、化石燃料争奪の問題などマグロを食べながら、そんなマクロの問題を話し合うわけにもいかないでしょうが、日本文化としてのマグロも、輸入に頼っているのが現状です。文化コンテンツとその素材の関係はすでにグローバルなわけです。いつまでも島国だからと甘えてもいられないのが日本人でしょう・・・。

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教育や学習を専門知や政策知とは違う切り口で見てきました。今後も公共知で探究を深めていきます。