大地の芸術祭 開催中 総合プロデューサーは福武總一郎氏
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2009/08/10 |
◇「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2009」が先月26日から開催されている。場所は越後妻有地域(新潟県十日町市と津南町)。760Km2という広大な自然と町で、そこらじゅうにアート作品が有る。
◇町や村のおじいちゃん、おばあちゃん、電気屋さん、大工さんが、各国から訪れたアーティストといっしょになって、
◇アートする。素材は、町や廃屋・廃校校舎や田んぼや自然の中にすでに有る。

(写真は、大谷俊一氏のアート≪奴奈川舎「影[ei]/ 来し方 行く先」≫の中にある本間メイ氏のアート≪面影≫)
◇もともとあったアートの形をそこから引き出す。大地の才能を、みんなでファシリテートしているわけだ。
◇いろいろな才能をもったひとが、コミュニケーションするだけでなく、ひととものと自然がコミュニケーションする
◇コードを見出していく。越後妻有に広大なクリエイティブ・シティが出現したわけだ。
◇地元のひとだけではなく、アーティストもしばらく市民と同化する。住み込みで自然の素質を汲みだす。
◇経済中心都市から経済と文化が握手したクリエイティブシティを総合プロデュースしているのは、ベネッセコーポレーションの会長福武總一郎氏。 総合ディレクターは女子美大の教授北川フラム氏。
◇この2人の功績と大地の芸術祭を結び付けると、クリエイティブシティにはクリエイティブスクールが必要だということが見え隠れする。経済と教育は文化を介してコラボできそうだ。経済に無縁な従来の教育の価値観の転換の拠点でもあるということか。
◇ともかく、作品数は、38 の国と地域のアーティストによる約350 作品(うち新作約200 点)。コレクターが世界から訪れることによって、大きなビジネスにもなる。クリエイティブススクールはクリエイティブピープルを輩出し、イノベーションを生みだし、クリエイティブビジネスを創りだす。そういう地域がクリエイティブシティ。
◇もっとも、順番は逆だ。アーティストがクリエイティブシティを生み出し、そこにクリエイティブビジネスが出現し、クリエイティブピープルが集まり、それからクリエイティブスクールができるというのが始まりだ。
◇大地の芸術祭は思索の泉だし、新しい生活価値のヒントが有る。
| この記事のコラムニスト:本間 勇人| この記事のURL| コメント(0) |
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