世界経済 戦後初のマイナス成長
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2009/04/23 |
◇3月決算がでそろって、株価や経済感情は一喜一憂していますが、国際通貨基金(IMF)も22日、世界経済が戦後初のマイナス成長であることを公表。
昨年秋の金融危機以降、世界規模で急激な景気悪化が続いていることを受けて、世界全体の09年国内総生産(GDP)の実質成長率見通しを、今年1月の前回予測時の0.5%から1.8ポイント引き下げ、マイナス1.3%と大幅に下方修正した。世界のマイナス成長予測は、第二次世界大戦後では初めて。
◇IMFがが公表している各国の経済見通しは、
日本 マイナス6.2%
ドイツ マイナス5.6%
米国 マイナス2.8%
ユーロ圏 マイナス4.2%
ロシア マイナス6・0%
中国 6.5%と成長率鈍化
インド 4・5%と成長率鈍化
◇輸出依存型の経済大国が打撃を受けているということのようです。自動車産業などの製造業の巻き返しが毎日のように報道されていますが、輸出依存型経済大国を具体的に解決する動きはまだまだです。
◇むしろ、イノベーションによって、新たな商品を輸出しようという話が中心です。戦後初のマイナス成長とは、戦後の世界経済のあり方ではうまくいかないということがはっきりしたことを意味します。輸出と輸入という貿易概念を変えることができるかどうか。
◇これは近代国家の概念そのものの転換を意味します。この議論はそう簡単ではありません。タフなリーダーの出現が待たれます。それまでは、IMFが言うように、「見通しは前例がないほど不透明」でしょう。
| この記事のコラムニスト:本間 勇人| この記事のURL| コメント(0) |
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