授業に出れば報奨金 -欠席対策で最高1万ユーロ-

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授業に出れば報奨金 -欠席対策で最高1万ユーロ-

ニュースカテゴリ:カルチャー 2009/10/19

フランスで高校生の出席率の低下が社会問題になり、クラス全体で掲げた改善目標を達成したら、最高で年間1万ユーロ(約130万円)の報奨金を支給する制度が導入された。
政府は今月からパリ郊外の3校で実験的に実施し、効果が確認できれば拡大する方針だが、野党・社会党や教員組合などは「教育の原則を逸脱する」と猛反対。与党・国民運動連合内からも慎重論が出ている。
クラスごとに出席率や成績の改善目標を掲げ、その内容や達成具合に応じて年間2千~1万ユーロが支給されるクラス旅行や車の運転免許取得の費用など、使途はクラスで自由に決められる
3校で計約150人が対象という。報道によると、欠席率は中学や高校で8%以上。特に職業高校では10%を超え、欠席者3割にも及ぶ学校もあるという。毎年10万人以上が正式に卒業できないまま高校を後にし、失業や若者の暴動など社会不安の背景になっているとの指摘もある。(以下略)(asahi.comより)

ところ変われば、事情もまた。
それにしても、クラス単位で行うのは、ある意味”五人組”のような感じに受け取れる。
良い方向にも、悪い方向にも向く可能性はあり、教師の役割に相当、左右されるのではないだろうか。

高校無償化を控える日本でも、考えておかなくてはいけないのがフランスのような事態。

”タダ”という感覚があらゆることで麻痺を招き、惰性を促進させ、出席率が悪くなることだってあり得る。
一昔前の日本は”お金を出しているだけ”なんて揶揄されていたが、高校無償化もそんなふうに陥らないでほしいものだ。

つまるところ、将来の希望につながる仕掛けが教育のなかに施されていないと、モチベーションにはつながらないのでは。


来年からの施行でどのようになるのか、ほんとに注目ですね


参照元:asahi.com  高校生、授業に出れば報奨金 クラスに年1万ユーロも

この記事のコラムニスト:岡部 憲治この記事のURL| コメント(0)
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岡部 憲治

岡部 憲治

1969年東京生まれ。UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)社会学部卒業