ドイツ「国際新秩序」発信?

Trinity教育研究所HOME教育関連ニュースカルチャー>ドイツ「国際新秩序」発信?

ドイツ「国際新秩序」発信?

ニュースカテゴリ:カルチャー 2010/01/11

◇毎日新聞(1月11日2時30分配信)によると、
 

◇今月13~16日、ドイツのウェスターウェレ副首相兼外相が、中国と日本を初訪問するらしい。「国際秩序の新構築」を掲げ、対米重視に偏らない多国間関係の強化を提案していくようだ。

◇ドイツと言えば、背景には「世界共和国」構想が伝統的にある。また、9.11以降の新たな世界リスクに警鐘を鳴らす社会学者たちがいる。

◇「世界共和国」構想は、民主党の友愛社会構想や、オバマ大統領の太平洋国家構想を包括する考え方だ。

◇帝国→国家→市民へという個人化の流れにあって、世界共和国という流れは必然なのかもしれない。実際EU諸国では家族制度が20世紀末から変化している。家族の個人化傾向ということらしい。

◇日本も、民法改正に本格的に着手するらしい。世界共和国には、個人の法的前提の共通化が必要だから、これも呼応している・・・。

◇個人化ということは、しかし、秩序をつくるのとはパラドクスを含む。秩序の規制と個人の自己決定の葛藤がたくさん起こる。

◇よって新秩序構築プロセスは、規制強化。しかも教育による個性なき個人化が進むリスクもはらんでいる。

◇法規制の正当性・信頼性・妥当性を評価するクリティカルシンキングを養成する時代が、すぐそこまできている。

◇おそらくCOP15の思惑がはずれたがゆえに、各国が「新秩序構想」を提案してくるだろう。そして家族制度を中心とする市民法の改正も見直されるだろう。新秩序構想と家族形態の変化は教育の変更をもたらす。見逃せない。

この記事のコラムニスト:本間 勇人この記事のURL| コメント(0)
この記事をブックマークする:

■この記事投稿されたコメント

コメントはありません

コメントを投稿する

コメント記入欄を表示するには、下記のボタンを押してください。
※新しくブラウザが別ウィンドウで開きます。

コメント記入欄を表示

同じテーマの最新記事

カルチャー一覧へ

この記事のコラムニスト

本間 勇人

本間 勇人

教育や学習を専門知や政策知とは違う切り口で見てきました。今後も公共知で探究を深めていきます。