大学生仕送り 25年前水準まで落ち込む
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2010/02/12 |
親元から離れて暮らす大学生への仕送り額が、25年前の水準まで落ち込んでいることが10日、全国大学生活協同組合連合会(東京)の調査でわかった。 (中略)マンションやアパートなど自宅外(寮を除く)から通う大学生への仕送り額は月7万4060円(前年比3520円減)で、月7万4240円だった1984年並みに下がった。
仕送りゼロと回答した学生は全体の10・2%(同1・9ポイント増)に上り、70年以降で初めて1割を突破した。不況の影響からアルバイト収入も減少し、月2万2370円(同2230円減)となった。
奨学金は前年比2100円増の月2万6430円で、仕送りなどの減収分を補っている様子がうかがえる。(中略)大学生協連では「08年秋のリーマンショック以降、親の生活が厳しくなり、仕送りが減っている。アルバイトにも頼れず、弁当を持参したり、研究室に炊飯器を持ち込んでご飯を炊いたりといった食費節約の努力をする学生が目立つ」と話している。(読売新聞より)
”苦学生”という言葉を耳にしなくなってどのくらいたつか。
このご時世、日本はもとより、先進国の間でも”苦学生”はあふれているのではないだろうか。
その世界中の苦学生がライバルという意識を、
「まぁ、大学進学すればいい」
と漠然と考えている日本の学生はどのくらいいるのだろうか。
よく雑誌で特集している、「就職したい企業ランキング」で変動があったり、安定した職種への人気が高まったりしているが、その根本、日本そのものがじわじわと衰退してきている現状に、危機感はないのかもしれない。
グローバルとは、イコール、”ボーダーレスな世界がライバル”という意味。
たとえば、韓国人や中国人のように、一家総出で英語圏の国に子供の学歴にすべてをかけ、移住する例は少なくない。
つまり、学歴は、self-investment(自己投資)より、family-investment(族投資)。
成功に関して貪欲なのだ。
そういう現状が世界で渦巻いていることをよそに、国内での競争に終始してしまうのはある意味、こわい。
もっとも、潤滑な世代交代システムが機能していない日本の現状で、
”外むきな競争心”を身につけろというのも、無理な話かもしれませんね。
参照元:YOMIURI ONLINE 大学生仕送り 1984年水準
| この記事のコラムニスト:岡部 憲治| この記事のURL| コメント(0) |
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