労災認定基準見直し:セクシャルハラスメント

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労災認定基準見直し:セクシャルハラスメント

ニュースカテゴリ:カルチャー 2011/06/24

厚生労働省は23日、セクシュアルハラスメント(セクハラ)による精神疾患を労災認定に結びつけやすくするよう、認定基準を見直す方針を決めた。同省は職場での「心理的負荷」について、セクハラに関してはストレス強度(1~3の3段階)を一律「2」(中程度)と評価しており、特別な事情がない限り労災と認めていない。このため年内にも基準を見直し、継続的な身体接触など悪質事例は最も強い「3」とするよう改める。同日、厚労省の有識者検討会が見直し案をまとめた。(中略)
精神疾患の労災認定は、仕事上のストレスの強さを評価したうえで個々の事情も勘案して判断している。ストレス強度は、退職を強要された(3)▽左遷された(2)▽経営に影響する重大ミスを犯した(3)--など。「3」なら確実に労災認定されるわけではないが、「3」でないと認定されにくい。
 現在、セクハラはひとくくりに「2」と評価されている。特別の事情があれば労働基準監督署の判断で「3」に修正できるが、判断基準は「セクハラの内容、程度」とあるだけで修正例は少ない。(以下略)(毎日jpより)

ウーマノミクスという言葉がずいぶん前に世に出たが、一向に浸透しなかった。
それは前回の就職と子育て支援充実で言及したように、女性に対する男性の「所詮は~」的な扱いがあることが否めない。

テレビのニュースで見た事例では、男性10人位にそのうちの1人の秘書の女性1人だけという状況下のパーティでの写真撮影。いやがるその女性を膝にのせて撮影するという暴挙。
恐ろしいのはそれを止めようとする男性が1人もいなかったということ。

それなりに社会的地位も経済力もあるのだから「無恥」あるいは「無知」と思いたくないが、そういう存在がこの未曽有の危機にあり先の見えない日本の経済的状況からの脱却を遅らせていることは確かである。

なぜなら、セクハラ、パワハラを起こすたび1人分の労働力が減り、労災認定が増える。増えれば認定のために割かれる税金、また補償総額も必然的に増えるのだから。

もちろん道徳的、倫理的な問題であることは大前提だが、それ以上に労働力としての女性の力が重要であることを強く認識する必要があるのではないだろうか。


参照元:毎日jp セクハラ:労災認定の基準見直しへ 事例も示す…厚労省

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岡部 憲治

岡部 憲治

1969年東京生まれ。UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)社会学部卒業